ありがとう！！ そして いってらっしゃい！！

愛浜明浜の旅立ちが発表されてからのバタバタがやっと落ち着こうとしています。
会社経由で帰宅したため、昨日は旅の片付けと、大量のデータ整理で終わり、やっと今日こうして書けるようになりました。


日月と最後の愛浜明浜との時間を過ごしてきました。
実際にはこのあと2カ月ほどは白浜に行けないため、他のパンダさんのもとにいた時間もありすべてこの2頭につきっきりではいられませんでしたが、最後にお別れをすることができただけでも後悔はありません。

ただ・・・
いまだに実感がありません。幸浜の時と違い、檻に入った姿を見ていないせいなのか、出発した姿を見ていないせいなのか…。次に行く時もまだ彼らがいるんじゃないかと…。
実感がないせいか不思議と涙が出ませんでした。

後日旅立ちの報告を見ることができた時、あるいは次回のアドベンで彼らがいないパンダランドを見た時初めて実感するのかもしれません…。


最後の日。
私には彼らが何かを感じているのではないかと思いました。

いつもになくこっちを見つめてくれるのです。
愛浜


明浜


ときどきフリーズしたり、物思いにふけったり。
今までの思い出を振り返りながら、最後の1日を過ごしているようにも見えました。

飼育員さんが、出来るだけ彼らの姿を一緒に見れるように配慮してくださったことで、昔懐かしい思い出がよみがえってきました。



こうして並んでいると、一緒に暮らしていたころの2頭の姿が思い浮かびます。

中国に行ったら広い施設の中、彼らもバラバラの場所で暮らすかもしれません。
こうしてガラス越しでも寄り添えるのは最後かもしれません。
それぞれの旅経ちを前に、まるでお互いに思い出話をして楽しんでいるようにも見えました。


いつも見ている観覧車。
パンダフルライフみたいな感じですが、観覧車をバックに彼らを見ることができるのも最後です。


マリンライブのBGMを聞きながら過ごすのも最後です。
マリンライブの時にフリーズした明浜は、まるで最後のライブを楽しんでいるようにも見えました。


今回はお友達のおかげで、バックヤードツアーで間近にありがとうといってらっしゃいを伝えることができました。
愛浜


明浜


いつも立ってくれなかった明浜、最後の最後に立ってくれました！！（この写真は私の時ではありません）
最初はいつも通り中腰で大きな口をあけていたのですが、皆様のアドバイスとそして明浜の優しさで私の念願がかないました。
ありがとう、明浜。


雪がちらつくほど特に寒さが厳しかった2日間。
日が沈む時刻が早い時期でもあり、最後のほうは寒さとそして暗さとの戦いでした。
一眼でも限界です…。

なんとか最後の愛浜と明浜の姿を残せました。

愛浜


明浜


すんなり入った愛浜に対し、明浜は寝てしまい、最後の収納まで明浜らしいマイペースな収納でした。


彼らはもう出発したでしょうか？

今回は彼らの安全を配慮し旅立ちの詳細は発表されず、歓送会もありませんでした。
そのことでアドベンの職員さんも色々苦労されたのではないかと思います。
一生懸命に彼らを守ってくれた職員さん。
そんな中でケーキや横断幕など出来る限りお客さんの要望にこたえようと対応をしてくださったこと本当に感謝しております。

彼らが無事に中国に到着してくれることが何よりのことかと思います。
いつか無事に到着し、元気にしている姿の報告が見れたら嬉しいです。

温かい職員の皆様、そしてたくさんの素敵なファンの皆様に見守られ、彼らは幸せだったでしょうか？

第二の地で、お婿さんやお嫁さんに恵まれ、そしてたくさんの子供に恵まれ、幸せいっぱいに暮らしてくれることを願います。

そして、いつか会いに行きたいと思います。


愛浜、明浜ありがとう！！
いってらっしゃい！！


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今回一緒に2頭の旅立ちを見守った皆様、大変お世話になりました。
皆様がいてくれたことが心の支えでした。
一緒に見守ることで、悲しみが和らいだのも涙が出なかった理由かもしれません。
また、とにかく必死だったため、ご迷惑をおかけしたことも多々あったことかと思います。

またいつかお会いできる日を楽しみにしております。

私信になってしまいますが、愛浜明浜収納直前に声をかけてくださった方へ、
声をかけてくださった…ということはもしかしたらこちらを読んでくださっているかもしれないと思い書きます。
せっかく声をかけてくださったのに、最後の収納直前だったためお話できず申し訳ございませんでした。
あのあと探しても見つからず、大変失礼な状態で終わってしまいました。
彼らが旅経った後も引き続き白浜には通います。
またいつかご挨拶ができたら光栄です。

タグ：パンダ アドベンチャーワールド 愛浜 明浜