パンダの日に行われたイベント [上野パンダ]
今日は昨日行われたイベントの事を書きます。
昨日は「ジャイアントパンダ保護サポート基金PRイベント」と「パンダの日 トーク&クイズ」の2つに参加してきました。
まずは「ジャイアントパンダ保護サポート基金PRイベント」から。
この様子はテレビ等でご覧になった方もいらっしゃるかもしれません。
雨が降り出したため室内での開催になりました。
室内でも写真を撮っていますが、人の写っていない写真がないため、こちらを使用しました。
このイベントでは林家三平さん国分佐智子さんご夫妻と園長のトークショーや、上野パンダ大使お披露目などがありました。
このイベントが始まってすぐ、あいさつの中でライブ映像開始が発表されました!!
嬉しくてたまりませんでした。
今回はゲストのことは書いていなかったのですが、まさかの林家三平さんご夫妻での登場!
生でトークショーを楽しめて良かったです。
この中でパンダ・・・「パン」だ!というジョークのことで、「パンは食べますか?」という話題があったのですが、与えれば食べるかもしれないが、体調管理の問題で与えていないとのお答えでした。
そして、さらに私の大好きなあのキャラクターも登場!
今回はうえのパンダくんに加え、パンダちゃんも登場。
遠くからは頭しか見えませんでしたが、揺れ動く頭が可愛かったです。
今回うえのパンダ大使には公募で7人のかわいらしい子供たちが選ばれました。
どの子もパンダで着飾っていて、パンダ大好きさんばかり見たいです。
ぜひとも頑張ってほしいです!
午後からは「パンダの日 トーク&クイズ」。
実はクイズといってもほとんど答えを言ってくれたので、みなさん正解という太っ腹でした!!
ちなみに、獅子舞にビビったパンダさん、たまたま目撃しました。
その時の様子がこちらにあります。
http://pandanikki.blog.so-net.ne.jp/archive/20120103
蘭蘭、康康から力力、真真まで色々な話を聞きました。
担当の方によっては個体の説明というより、ご自身のお仕事や、飼育のお仕事についての貴重なお話をしてくださる方もおり、とっても勉強になりました。
今回のイベントで感じたのは、この40年間、ただならぬ努力をされてここまで来たんだという、上野動物園を支えてきた方々の偉大な力でした。
昔はパンダを飼育していた動物園は今ほどはなく、飼育すら手探り。
今回は人工授精に着いてもいろいろお話を聞いたのですが、ホワンホワンに行った人工授精。
ここまで至るのには、休園日のたびに訓練を繰り返し、そして迎えた人工授精だったそうです。
たまたま上野に来たアメリカクロクマで様々なことを試し、訓練を繰り返したそうです。
道具についても今のように恵まれているわけではありません。
その1つ1つについても、それぞれ様々な道に通じたスタッフさんがパンダに合わせて作ったそうです。
そんな苦労の末、人工授精が実り、チュチュ、トントン、ユウユウが誕生しました。
ちなみに、チュチュが亡くなってしまったあと、どうしてこうなったかを分析し、よく年の産室を改良したところ、トントンが無事育ったそうです。
またリンリン、シュアンシュアンの時代になると、技術等もだいぶ進化してきたようで、ホルモン最終の方法が変わったり、妊娠の確認に超音波を使ってみたりなど(毛が邪魔で上手くはいかなかった…)繁殖に昔とは違った試みも行ったそうです。
ここからはちょっと個人の意見というか気持ち・・・になりますが、
真真の赤ちゃんの件で雑誌等で否定的な意見を見かけます。
今回の件を反省してない…とか、公立だから…とか。
こんな歴史を持ってパンダの飼育に取り組んできた園の方々が、そんな気持ちで繁殖に取り組むでしょうか?
私は違うと思います。今回だって一生懸命取り組んだ結果と思いますし、今回のことを来年に生かそうと必死に取り組んでいるに違いありません。
この講演会を聞いてその気持ちがますます強くなりました。
講演会に戻ります…。
ここからはお食事中の方は覚悟ください!
今回お話してくださった飼育員さんが作成したパンダのうんち剥製を見せていただきました。
手前はトントンのうんちの成長記録です。
どのように大きくなっていくかを記録したうんちのはく製です。
とても貴重なものを見せていただきました。
奥にはフェイフェイの世界最大?のうんちやわらを食べた後のうんちなど貴重なものもありました。
リンリン、といえばもっとも移動が多かったパンダとして有名ですが、飛行機に慣れることはなく、毎回その後の調子が落ちていたそうです…。
私も何回、いえ、何十回の域にいきましたがいまだに毎回怖いです。
ここからは今いるパンダの話題です。
音に対しての2頭の違いですが、力力は珍しい音を聞くと、まず竹を食べるのをやめフリーズするそうです。
そこで、今までの経験から安全かどうかをゆっくり分析し、安全だと思えば今までの行動に戻るそうです。
逆に真真は音に弱く、パニックになりやすく、また一度パニックになるとなかなか戻れないそうです。
(最初にリンクした獅子舞の時がまさにそんな感じでした)
次によく見かけるおねだりのこと。
おなか空いたの、ぶんぶん!!
昨日首ぶるぶるしながらおねだりをしていたのは真真。
おねだり=力力のほうが激しい イメージでしたが、実際は違うそうです。
飼育員さんが見せてくださったものですが、飼育員さん側から見た力力。
大人しそうにしています。
力力はおなかがぺこぺこでも、近づいた飼育員さんに手を出すことはないそうです。
真真は、おなかがすくと目の前に見えるあらゆるものが食べ物に見えてしまうようで、掃除道具すら手元に寄せたことがあるそうです。真真はとっても自分の感情に素直なので、何をしてほしいかわかりやすい子ではあるそうです。
赤ちゃんがいた時の話ですが、力力は真真と赤ちゃんたちのほうを見つめていることがあったそうです。
おそらく珍しい音に反応したのではとのことですが、そのやさしい姿に飼育員さんはとっても癒されたそうです。
力力は自己主張が少なく大人しい個体だそうですが、でもとっても頼りがいがあるそうです。
うま!
笹を食べるときにもどこか落ち着いたもの感じます。
真真ですが、あまり水浴びしないようで、飼育員さんすら滅多に見ないそうです。普通のパンダには見られる発情期の水浴びもなかったそうです…。(今はそういう子だ…と違う角度で発情期を見ているようです)代わりに、池をトイレ代わりに、池にうんちをする子です。
力力はお客さんの前では見せませんが、夜には同じことをしているそうです(笑)お客さんの前だと、池じゃなくて、ガラスの真ん前でその姿を堂々と見せていたりしますが…。
長々書いてしまいましたが、こんな感じにまとめてみました。
まだまだ色々な話はあったのですが、さらに長くなりそうで…。
もしも間違え等ありましたら、教えてください。
(おまけ:パンダな食べ物)
上野動物園にて、パンダ40周年記念で売られていたパンダちゃんマフィンです。
昨日のランチです(本当です)
昨日は「ジャイアントパンダ保護サポート基金PRイベント」と「パンダの日 トーク&クイズ」の2つに参加してきました。
まずは「ジャイアントパンダ保護サポート基金PRイベント」から。
この様子はテレビ等でご覧になった方もいらっしゃるかもしれません。
雨が降り出したため室内での開催になりました。
室内でも写真を撮っていますが、人の写っていない写真がないため、こちらを使用しました。
このイベントでは林家三平さん国分佐智子さんご夫妻と園長のトークショーや、上野パンダ大使お披露目などがありました。
このイベントが始まってすぐ、あいさつの中でライブ映像開始が発表されました!!
嬉しくてたまりませんでした。
今回はゲストのことは書いていなかったのですが、まさかの林家三平さんご夫妻での登場!
生でトークショーを楽しめて良かったです。
この中でパンダ・・・「パン」だ!というジョークのことで、「パンは食べますか?」という話題があったのですが、与えれば食べるかもしれないが、体調管理の問題で与えていないとのお答えでした。
そして、さらに私の大好きなあのキャラクターも登場!
今回はうえのパンダくんに加え、パンダちゃんも登場。
遠くからは頭しか見えませんでしたが、揺れ動く頭が可愛かったです。
今回うえのパンダ大使には公募で7人のかわいらしい子供たちが選ばれました。
どの子もパンダで着飾っていて、パンダ大好きさんばかり見たいです。
ぜひとも頑張ってほしいです!
午後からは「パンダの日 トーク&クイズ」。
実はクイズといってもほとんど答えを言ってくれたので、みなさん正解という太っ腹でした!!
ちなみに、獅子舞にビビったパンダさん、たまたま目撃しました。
その時の様子がこちらにあります。
http://pandanikki.blog.so-net.ne.jp/archive/20120103
蘭蘭、康康から力力、真真まで色々な話を聞きました。
担当の方によっては個体の説明というより、ご自身のお仕事や、飼育のお仕事についての貴重なお話をしてくださる方もおり、とっても勉強になりました。
今回のイベントで感じたのは、この40年間、ただならぬ努力をされてここまで来たんだという、上野動物園を支えてきた方々の偉大な力でした。
昔はパンダを飼育していた動物園は今ほどはなく、飼育すら手探り。
今回は人工授精に着いてもいろいろお話を聞いたのですが、ホワンホワンに行った人工授精。
ここまで至るのには、休園日のたびに訓練を繰り返し、そして迎えた人工授精だったそうです。
たまたま上野に来たアメリカクロクマで様々なことを試し、訓練を繰り返したそうです。
道具についても今のように恵まれているわけではありません。
その1つ1つについても、それぞれ様々な道に通じたスタッフさんがパンダに合わせて作ったそうです。
そんな苦労の末、人工授精が実り、チュチュ、トントン、ユウユウが誕生しました。
ちなみに、チュチュが亡くなってしまったあと、どうしてこうなったかを分析し、よく年の産室を改良したところ、トントンが無事育ったそうです。
またリンリン、シュアンシュアンの時代になると、技術等もだいぶ進化してきたようで、ホルモン最終の方法が変わったり、妊娠の確認に超音波を使ってみたりなど(毛が邪魔で上手くはいかなかった…)繁殖に昔とは違った試みも行ったそうです。
ここからはちょっと個人の意見というか気持ち・・・になりますが、
真真の赤ちゃんの件で雑誌等で否定的な意見を見かけます。
今回の件を反省してない…とか、公立だから…とか。
こんな歴史を持ってパンダの飼育に取り組んできた園の方々が、そんな気持ちで繁殖に取り組むでしょうか?
私は違うと思います。今回だって一生懸命取り組んだ結果と思いますし、今回のことを来年に生かそうと必死に取り組んでいるに違いありません。
この講演会を聞いてその気持ちがますます強くなりました。
講演会に戻ります…。
ここからはお食事中の方は覚悟ください!
今回お話してくださった飼育員さんが作成したパンダのうんち剥製を見せていただきました。
手前はトントンのうんちの成長記録です。
どのように大きくなっていくかを記録したうんちのはく製です。
とても貴重なものを見せていただきました。
奥にはフェイフェイの世界最大?のうんちやわらを食べた後のうんちなど貴重なものもありました。
リンリン、といえばもっとも移動が多かったパンダとして有名ですが、飛行機に慣れることはなく、毎回その後の調子が落ちていたそうです…。
私も何回、いえ、何十回の域にいきましたがいまだに毎回怖いです。
ここからは今いるパンダの話題です。
音に対しての2頭の違いですが、力力は珍しい音を聞くと、まず竹を食べるのをやめフリーズするそうです。
そこで、今までの経験から安全かどうかをゆっくり分析し、安全だと思えば今までの行動に戻るそうです。
逆に真真は音に弱く、パニックになりやすく、また一度パニックになるとなかなか戻れないそうです。
(最初にリンクした獅子舞の時がまさにそんな感じでした)
次によく見かけるおねだりのこと。
おなか空いたの、ぶんぶん!!
昨日首ぶるぶるしながらおねだりをしていたのは真真。
おねだり=力力のほうが激しい イメージでしたが、実際は違うそうです。
飼育員さんが見せてくださったものですが、飼育員さん側から見た力力。
大人しそうにしています。
力力はおなかがぺこぺこでも、近づいた飼育員さんに手を出すことはないそうです。
真真は、おなかがすくと目の前に見えるあらゆるものが食べ物に見えてしまうようで、掃除道具すら手元に寄せたことがあるそうです。真真はとっても自分の感情に素直なので、何をしてほしいかわかりやすい子ではあるそうです。
赤ちゃんがいた時の話ですが、力力は真真と赤ちゃんたちのほうを見つめていることがあったそうです。
おそらく珍しい音に反応したのではとのことですが、そのやさしい姿に飼育員さんはとっても癒されたそうです。
力力は自己主張が少なく大人しい個体だそうですが、でもとっても頼りがいがあるそうです。
うま!
笹を食べるときにもどこか落ち着いたもの感じます。
真真ですが、あまり水浴びしないようで、飼育員さんすら滅多に見ないそうです。普通のパンダには見られる発情期の水浴びもなかったそうです…。(今はそういう子だ…と違う角度で発情期を見ているようです)代わりに、池をトイレ代わりに、池にうんちをする子です。
力力はお客さんの前では見せませんが、夜には同じことをしているそうです(笑)お客さんの前だと、池じゃなくて、ガラスの真ん前でその姿を堂々と見せていたりしますが…。
長々書いてしまいましたが、こんな感じにまとめてみました。
まだまだ色々な話はあったのですが、さらに長くなりそうで…。
もしも間違え等ありましたら、教えてください。
(おまけ:パンダな食べ物)
上野動物園にて、パンダ40周年記念で売られていたパンダちゃんマフィンです。
昨日のランチです(本当です)