2012年を振り返り…

今年もあと1日です。

今年はパンダ界でもいろいろなことがありました。

新しく優浜に出会うことができました。


新たな命の誕生は嬉しいもの。

でも、一方で育たなかった命もあるのです。

今年は、パンダが生まれ、育っていくことがいかに難しいか再認識させられた年でもありました。

上野動物園では24年ぶりに赤ちゃんが誕生しました。
しかしながら6日後に天国に旅立ってしまいました。

またワシントンのスミソニアン動物園でも7年ぶりに誕生した赤ちゃんがわずか1週間で旅立ちました。

神戸の旦旦の赤ちゃん以来、すくすく育った子ばかりだったため忘れかけていましたが、この2件を見てパンダの赤ちゃんの生育の難しさ…を再認識しました。

今でも真真が赤ちゃんを抱いた写真を見ると切ない思いになります。

本人はその悲しみを乗り越え元気に過ごしているようです。


今度はきっと赤ちゃんを抱いてにこにこしている真真に会えると信じています。

（余談ですが、この件にてマスコミについても色々と考えさせられた年でもあります）


また、愛浜明浜の旅立ちも大きなニュースでした。
突然の発表に驚いたのは今月の話ですよね…。
なんだか遠い昔にも感じます。

最後に彼らがくれた幸せな時間はいまだに忘れません。


いなくなってしまうわけではありません。中国に行けば会えるのです。
ただ、私にとっては近くてすごく遠い国である中国に行ってしまったことはすごく遠くに行ってしまった気分です…。
（私には10数時間かかるカナダのトロントより、半分くらいの時間で行ける中国の成都のほうがいろんな壁があるためかずっと遠く感じるのです。）


パンダ…ではありませんが、今年も新しい子に会え、パンダ以外の動物と過ごす時間が以前に比べ増えた気がします。

上野では
マレーグマのフジが誕生


1歳過ぎたのにまだお母さんに甘えています。

ホッキョクグマのレイコが天国に旅立ち、ユキオは釧路に婿入りしてしまいましたが、ニューフェイスのデアがイタリアからきました。
まだまだ子供なデアに楽しませてもらっています。



上野を離れますが、ずっと見てみたかったレッサーパンダの赤ちゃんにも会えました。


千葉市動物公園のの風菜と源太のふたごです。
ここも大きな家族で、それぞれ個性があり素敵な場所でした。
通いたいと思う動物園が増えたのも今年の収穫です。
（と言っても遠いので、まめにはいけませんが…）


私にとっては大きな変化のある1年でもありました。
異動という大きな変化があり、今は今までとまったく異なる分野の仕事をしています。
まるで社会人1年生に戻ったような気分です。

また、3年超このブログをやってきて、様々な面で悩み、考えさせられた年でもあります。


皆様にとってはどのような1年でしたでしょうか。


今年1年、ブログにご訪問いただき

ありがとーごじゃいまちた、ぺこり。

（ピントが甘いですがたまたまぺこり写真を撮っていたようでした）

来年もまたよろしくお願いいたします。


あー、まだあしょびたいよぉーー

私もこんな感じでやり残しはたくさんありますが（笑）


1日に年賀のご挨拶だけ書く予定ですが、仕事が多忙につき次回の更新は未定です。


2012.12.30
riepanda